予防法務

弁護士としての活動のイメージは紛争解決ではないでしょうか。それ自体は誤りではなく、実際に弁護士の業務の多くが、何かが起こった後の交渉や訴訟による紛争解決です。これは紛争における代理業が弁護士の独占業務であることと深く関係していると思います。
近年、予防法務という言葉を聞くようになりましたが、何も紛争が発生した経験がない企業において予防のために予算を割くというは中々できるものではなく、余計なコストと考える方が多いと思います。
予防法務というのは、保険に近いイメージです。法務はコストと捉えられがちで、実際に上場するまでの間、法務部を設置していない会社も多くあります。
しかしながら、特に紛争を抱えたことのない企業も、企業運営に本当に問題がないのか、それとも問題はあるが、ただ顕在化していないのかについて見極める必要があるでしょう。
紛争解決を扱う法律事務所であるからこそ、経験から逆算した予防策の提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。